設備設計

関西支店
エンジニアリング部
2016年入社/理系出身

川西 晶太

営業がヒアリングしたお客様が抱える課題を、現場を調査して整理。
必要な機器・システムの選定から、設計、工事予算の積算など、課題解決のための基盤となる考え方を構築する仕事です。
また、お客様のエネルギー消費量の分析なども担当します。

デスクにいるだけでは 設計はできない

主な仕事内容は、設備の設計・積算(見積もり)・図面作成です。そう聞くと、ずっと事務所にいる印象を与えるかもしれません。しかし、設計者にとってとても大切な仕事は、設備設計を考える現場に行き現状を確認することです。例えば営業担当から、「空調の効きが悪いので、とりあえず新しい機器の見積もりを」という依頼を受けます。この場合、機器を更新すれば問題が解決すると考えられます。しかし、我々が現場を確認すると、パーテーションの位置を変更したために空調の効果が弱くなっていたり、または空調機の設置位置が適切でないために空調効果を感じづらくなっていたりなど、機器以外の問題が見つかることもあります。実際に自分の目で見なければわからないことが必ずあるため、現場調査は重要です。

ユーザーの視点に立って考える

設計者も現場調査やヒアリングを積極的に行うことで、最善の提案ができます。そのためには、お客様のその先のお客様がどのように感じるかを想像し続けることが必要です。実際にあった例を挙げると、雑貨などを扱うお店とスポーツジムのふたつのテナントが、同じフロアにあるにもかかわらず、空調機はひとつだけで賄われている建物がありました。ジムの利用客は激しい運動をするため、季節を問わず冷房を効かせて欲しいと思いますが、ショップの利用客やスタッフからは寒いとクレームになってしまいます。その際は、それぞれに冷房と暖房を切り替えられるような提案をして、実際に工事を受注しました。振り返ってみれば当たり前のように思えますが、現場に足を運び利用客の視点に立って考えることを怠っていたら、ふたつのお店の特徴を見落としてしまい、同じような提案ができなかったかも知れません。オーナーのためにもユーザーのためにも、現場に足を運ぶことは設計のために重要なのです。

頭の中に描いたことが 現実になっていく喜び頭の中に描いたことが現実になっていく喜び

機器選定のためにそれぞれの空調機の特徴を把握したり、予算の中で工事が収まるように資材を過不足無く配置したりと、覚えるべきことや気を配るべき点は無数に存在します。自分の設計によって、その後の仕事の流れがほぼ決まってしまうため責任は大きいですが、自分の頭の中に描いたことが現実になっていくことは、設計業務の一番の醍醐味だと思います。他社と見比べて我々の提案が多少高かった場合でも、お客様のことをどれだけ真面目に考え、悩みに応えられるかを理解いただき、無事採用されたときの達成感は計り知れません。責任も大きいですが、その分やりがいもあります。ものづくりに携わりたいという方は、ぜひ応募を考えてみてはいかがでしょうか。

ある1日のスケジュール

8:50
会社(大阪・江坂ビル)に到着。
9:00
朝礼。毎日部署内で共有事項を話しています。朝礼の進行は当番制です。
今日は安全月間についての話を部署内で共有しました。
9:10
パソコンでメールの確認。社内情報のメール、営業担当から設計内容について修正依頼のメールなど、
この日は10通ほど確認しました。
9:30
営業担当と現場へ向かいます。この日は、車で1時間ほどの距離にある学校へ。
車中では、お客様と打合せする内容を確認しました。
10:30
現場に到着し、お客様と打合せ開始。まずはお客様の要望で、体育館に空調機を新設する計画を立てました。
次は災害時の避難所について打合せ。
発電機やバックアップ用の空調機など、避難場所に欠かせない設備の説明・提案を行いました。
12:00
打合せ終了。
13:00
会社に戻りました。いつもより遅めの昼食を取ります。
13:45
午前中、現場(学校)で行った打合せの議事録を作成。上司に内容を確認してもらい問題がなかったため、
営業と施工管理の担当者に議事録を共有しました。
15:00
現在施工中の現場(ビル)から、設計図の修正依頼がきたため、急遽直しました。
完工するまでフォローすることも設計者の仕事です。
16:00
ひと息ついて、次は病院の案件に取りかかります。前日は、お客様に提出する空調設備工事の見積書を作成しましたが、
この日はその見積内容を理解しやすいように、空調機の比較資料や工事範囲を記した資料を用意しました。
ちょっとした気遣いがお客様の信頼につながるため、とても大切です。
17:30
定時になりましたが、今日はもうひと頑張り。お菓子を食べながら、同僚と少し雑談して休憩します。
17:45
午前中に訪問した学校とは別の、学校案件の提案資料作成に取り掛かります。
計画図といって、建物の平面図に空調機をプロットした図面を作成します。
建物の規模が大きいときは、お客様に計画図を見せて概要を説明することが多いです。
お客様に提出して、OKがもらえたら設計図を作成していきます。
20:00
今日はここまで。お疲れ様でした!